肥満で悩む女性

肥満がもたらす病気

かつての日本人は、質素な食事を摂り、肥満などの症状に悩む人は少なかったと考えられいます。
しかしながら、近年になると、食が欧米化し、脂質や糖質の多い食事を好んで摂る人が人が多くなってきました。
特に、脂肪の摂取量は以前の3倍以上にも増加したことが分かっています。
こうした急激な食生活の変化に、糖代謝が追い付かない状態になっており、その結果、糖尿病を発症するリスクを含んだ肥満が目立つようになってきたのです。

ではなぜ、肥満が糖尿病発症のリスクを高めるのか、詳しく説明していきます。飽食の時代になり、摂取エネルギーが増えすぎた状態が続くようになりました。
そのため、体内で糖をエネルギーとして消費したり、蓄えたりするインスリンの必要量が増すようになったのですが、インスリンは内臓脂肪が蓄積すると、抵抗性を示し、働かなくなるのです。
よって、インスリンが作用しなくなることで、糖尿病が引き起こされる結果になるのです。
現代の日本では、肥満による糖尿病に苦しむ人が増加していますが、糖尿病の恐ろしさについてより深く知っておく必要があると考えられています。
そこで、糖尿病の恐ろしい症状について解説します。糖尿病は、いくつかのタイプに分類できますが、現在の日本で最も多いのが、2型糖尿病と呼ばれる肥満が関連して引き起こされたタイプのものです。

糖尿病を発症すると、しばらくの間、目立った症状が見られないのが特徴です。
その後、3つの合併症を起こします。それを、糖尿病の3大合併症と呼び、糖尿病の最も恐ろしい症状に挙げられるものです。
1つは、糖尿病性網膜症であり、失明の危険性の高い症状です。
もう1つは、糖尿病性腎症です。人工透析が必要になる可能性が高くなります。3つ目は、糖尿病性神経症です。足に潰瘍や壊死が見られることもあります。

隠れ肥満とは

男性、女性と問わず、いつまでも良いスタイルを維持したいものです。
そのために、ダイエットをし、体重の管理をしたりしますが、体重が昔と変わらなくても、つまり体型は痩せていても、体脂肪率が高いとそれは隠れ肥満になります。
隠れ肥満とは一見して痩せており、体重自体は重くなくても体脂肪率が高いことを言います。
隠れ肥満には皮膚の下に脂肪が蓄積する皮下脂肪型と、肝臓のような内臓に脂肪が蓄積する内臓脂肪型の2種類があります。
前者の場合は、女性に多くみられ、二の腕が太くなったり、おしりがたるんだりします。
後者の場合は、外見からは分かりづらいですが、ウエストが太くなったり、お腹だけがポコッと出ます。
この場合は、内臓に脂肪が蓄積している可能性があります。また内臓脂肪が増加すると、脂肪肝や動脈硬化、高血圧、糖尿病などの病気を引き起こす恐れがあります。

こうした隠れ肥満を解消するためには、正しい食生活を心がける必要があります。
1日3食バランスの良い食事を心がけ、エネルギー消費の落ちる夜には高カロリーの脂っこいものを取らないように注意しなければなりません。
また基礎代謝を上げる努力をします。基礎代謝とは、普通の生活をしているときの代謝のことで、これは年齢とともに落ちます。
特に筋力の維持には大きなエネルギーを必要としますが、筋力は年齢とともに衰え、その代わりに脂肪がつき隠れ肥満になってしまいます。
こうしたことを防ぐために、日頃から筋力トレーニングをし、基礎代謝を上げるようにします。
こうすることで、リバウンドしづらい体を作ることができ、隠れ肥満を解消し、さらに、隠れ肥満がもたらす様々な病気のリスクを解消することができます。

お金を掛けないダイエット

肥満は見た目にハンディがあるだけでなく、生活習慣病などを引き起こしてしまう可能性がある怖い状態です。
ところが、痩せるためにエステサロンに通うお金がない、高額なダイエットフードを食べ続けるお金がないなど、痩身には費用がかかると思っている方が多いのが現状です。
実は痩身にはさまざまな方法があり、高額なエステサロンやダイエットフードを利用しなくてもできるお金をかけない方法もありますので、そうしたものからはじめて見ることをおすすめします。

まず、行いたいのが有酸素運動です。
会費のかかるジムに通わなくてもできる有酸素運動の代表が、ウォーキングやジョギングです。
こうしたウォーキングやジョギングはどなたでも思い立った時に一人で出来る上にコストも一切かからない、最高の痩身方法と言えるでしょう。
こうした有酸素運動ははじめは炭水化物がエネルギーとして使われますが、20分経過した頃から脂肪が燃焼され始めますので20分以上続けるのが効果的です。
有酸素運動は定期的に行うことで血行促進される上に、筋肉量も増えるので代謝アップにつなげることができます。
体の中から体質改善を行える効果的なダイエット方法と言えるでしょう。

さらに食事の際にも高額なダイエットフードなくても出来る手軽な痩身法があります。
それは食べる順番に気をつけるということです。
まずサラダなど野菜や繊維質のものから食べ始めることで、食事による血糖値の急上昇を防ぐことができます。
その後主菜である肉や野菜などのタンパク質を食べ、続いて主食であるご飯やパンを食べます。
そうすることでお金をかけずに肥満を防いだり、食べ過ぎを予防する効果がありダイエットをサポートすることができるのです。

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